ついに一次外構(エクステリア)が完成したので、お披露目したいと思います。
TwitterやInstagramでは、外構工事中の様子も含め、ちょくちょく上げていたのですが、外構の写真をブログで公開するのははじめてです。
トヨタホームの平屋と新旧の調和が取れた外構になっている思うので、ぜひ参考にしてください。
✓トヨタホームの平屋と古民家のバランスを考えた外構デザイン
✓浄化槽を隠すための工夫が施されたデッキベンチ
✓タイルデッキからの見た目を意識した設計
タイルデッキ側からの外構デザイン
タイルデッキからは新家の外構と明治邸の庭を眺められます。
ちなみにタイルデッキ部分の軒は2mほどあり、雨を避けられるのが魅力ポイント。
ここでバーベキューや自転車の整備をできます。
デッキベンチで浄化槽を隠すデザイン
下水が通っていないエリアなので、浄化槽が設置されています。
ただ、浄化槽を付けると、このようなマンホール蓋がついてしまうのが一般的です。
※写真はイメージです
外構をキレイにつくっても、浄化槽のマンホール蓋があると、なんだか殺風景な見た目になってしまいます。
さらに、もともと浄化槽部分と家が建っている敷地には高低差があり、浄化槽部分だけが一部下がっていました。
そのため、そこに土を入れて家が建っている敷地と同じ高さに造成工事をおこなっています。
ただ、浄化槽を設置するにあたり、嵩上げできる高さの上限が法律や条例で決められています。
上限いっぱいに浄化槽のマンホール蓋を嵩上げしたとしても、地面をフラットにすることができませんでした。
そのため、浄化槽部分はどうしても、①一段下がってしまう、②マンホール蓋が丸見えになってしまうといった2つの課題が残ってしまったのです。
② マンホール蓋が丸見えで景観が悪い
そこで、外構業者さんに相談し、いくつか提案していただきました。
そして、「あえて高さを出してデッキベンチにしてしまう」案を採用することに。
浄化槽の周りをブロック(配筋込)で囲い、立ち上がりをつくったうえに、ウッドデッキをつくっています。
ただ、浄化槽は、定期的に点検と清掃をおこなわなければならず、マンホール蓋を開けられる状態にしておかなければなりません。
このままでは、点検や清掃ができず、県から許可が下りない可能性があります。
しかし、そこも外構業者さんの工夫により、しっかりとマンホール蓋にアクセスできるようになっています。
中央部分に点検口が作られており、カバーを外すと、中に入ることができます。
そこから、マンホール蓋にアクセスできるので、点検・清掃も問題ありません。
ちなみにデッキベンチをつくる前はこのような感じになっていました。
※実際はここにチェッカープレートでカバーされていたので、穴は塞がっていたのですが、機械的で殺風景な印象でした。
デッキベンチのおかげで、殺風景な印象から植栽豊かなエクステリアに変わり、とても満足しています。
アプローチからつづく階段は家庭菜園やピザ窯スペースへ
我が家の周りには、約600坪くらいの余り地があり、その一部で家庭菜園をしています。
※今年中にはピザ窯をつくろうかと計画しています。
ただ、家庭菜園やピザ窯スペースは、家があるところから一段下がった状態となっているので、どのようにアクセスするかを考えなければなりませんでした。
そこで、外構業者さんからの提案により、枕木で階段をつくることに。
階段ができたことで、家庭菜園スペースへのアクセスがよくなったことに加え、階段付近に立水栓がついているので野菜を洗えます。
明治邸(古民家)側の外構
明治邸側には、もともとあった景石を活かしつつ、紅葉とツツジの植栽で雰囲気を演出。
門は明治時代につくられたもので、しっかりと手入れされて今に至ります。
明治邸につながるアプローチとして使用したのは、延石です。
白御影と広島県世羅の砂利により、和を楽しめる雰囲気に仕上がっています。
延石のほかに、川石もつかっています。
なお、川石はもともとこのあたりで取れたものであり、おそらく明治邸が建てられたときからあるものだと思います。
もともと、この明治邸は武士が住んでいたとされており、明治時代に入り、舟づくりを営んでいたそうです。
今でも、その名残があり、川につながる小路や、刀掛けなどがあります。
周りの方に聞くと、この家(※近所の方は屋敷と呼ぶ)は、このあたりの土地や山をたくさん持っていたそうです。
今は1,000坪程度しかありませんが、当時はこのあたり一帯の土地を所有していたのです。
そんなところに、何も知らずにやってきたのですが、結果的に家を建てるまでに至りました。
こちらが、明治邸に行く道と令和邸に行く道です。
雰囲気をガラッと変えており、それぞれの雰囲気を楽しめるだけでなく、上手く調和させたような仕上がりになっています。
外構の植栽
今回の外構計画では、すべて外構業者さんにお任せしており、植栽で使用する木や植物の選定・配置もおこなっていただきました。
門柱からアプローチを通り、玄関へ向かう左手には、アナベルとジューンベリーが植えられており、照明も設置されています。
夜になると、植栽が照らされ、外壁に影が映し出されます。
・コデマリ(門柱横)
・アロニア(門柱横)
・リキュウバイ(門柱横)
・コアジサイ(アプローチ横)
・ヒメシャリンバイ(アプローチ横)
・ハクシンボク(アプローチ横)
・オトコヨウゾメ(アプローチ横)
・アオダモ(アプローチ横)
・イロハモミジ(明治邸*側)
・ドウダンツツジ(明治邸*側)
・アナベル(家前)
・ジューンベリー(家前)
・カレックスエベレスト
*明治邸:2~3年ほど前に購入した明治時代に建てられた古民家
外構はトヨタホーム提携に依頼したの?
外構はトヨタホームの提携ではなく、ほかの外構業者に依頼しました。
今回依頼した業者さんは外構専門会社であり、中でも社内コンペにおいて受賞経験がある方にデザイン・設計を依頼しました。
トヨタホームの提携で見積もりを取っていないので、金額にどれくらいの差があるかはわかりません。
ただ、一般的にはハウスメーカー経由よりも、直接外構業者さんに依頼するほうが費用を抑えられます。
まとめ
今回は、家の前面部分の工事をお願いしました。
今後は、2次外構、3次外構とつづいていくと思うので、工事が完了したら、ブログなどで紹介しますね。